お知らせ

近況☆2015年4月

2015/04/21お知らせ, 近況

  1. *4月17日、『葬送の仕事師たち』(新潮社、1400円+税)が発刊されました。
    帯のコピーは〈葬儀社社員、納棺師、復元師、エンバーマー、火葬場職員......。自らを語ることがあまりなかった職種を通し、「死」を見つめる〉。
     2008年に両親を亡くしたのがきっかけ。『さいごの色街 飛田』以降3年余り、これにかかっていました。「遺体まわり」の人たちの仕事ぶりと思いから見えてきたのは、心意気と職業倫理、それにリアルな死生観。「死ぬまで生きよう」のメッセージを私はもらった。一人でも多くの方に読んでほしいため、(下手ですが)トークでもサインでも、なんでもしますので、どうぞお声かけください。
  2. *3月から、日刊ゲンダイ金曜日に「本屋はワンダーランド」連載しています。昨年3月までの同連載の続編。町の本屋さん(新刊書店、古書店とも)に伺い、棚の特徴や売れている本、書店員さんの人となりなどを聞く、短いけれどルポ。100軒の本屋さんには100の個性がある。あ、人間と同じだ!
  3. *朝日新聞関西版「味な人」3年目に突入。みなさんからの「おすすめの店」情報もお待ちしています。
  4. *上記「葬送の仕事師たち』発刊で少し浮かれている(笑)ものの、次のとかその次のとかも迫っていて、ねじり鉢巻はいつも友。うかうかしているうちに、ベダンダのコデマリが咲き始めました。一番好きな花!
  5. 〈li〉長く更新をサボっていたのは、「まめな更新」を目指し、webデザイナー・丸井さんの手を借りずに自分で更新しよう、としていたため、結局できなかった(泣)という、情けない事情からでした。が、本日からたぶんできるようになったので、今後はしょっちゅう更新予定です(あくまで予定♪)。〈/li〉
    〈/ol〉

     

2014/09/27お知らせ

2014/10/11(土)17時〜、西荻ブックマーク「『戦後出版クロニクル』編集会議この本は見逃せない!1970〜2010」に、北條一浩さん、嶋田潤一郎さんと共に出演します。司会は南陀楼綾繁さん。http://nishiogi-bookmark.org

2014/09/18追手門学院・明治安田生命「地域文化創造セミナー『関西からおもてなし』関西の居酒屋、全国の居酒屋」お話させていただきました。

2014/08/15『さいごの色街 飛田』電子書籍版が発売されました。

 

近況☆2014年5月

2014/05/05お知らせ, 近況

  1. 「新潮45」の不定期連載「死の周辺シリーズ」、5月号に4回目(最終回)の掲載「火葬場で働く人々」がなんとか叶いました。火葬場って、火葬炉のスタートボタンを押すだけで自動的に遺体が焼かれているのだろうと思っていたら、さにあらず。炉裏などと呼ばれる火葬炉の裏側で、職員の人たちが並々ならぬ努力をして焼いておられます。東京と関西の火葬場で、その実状を取材させてもらって記した50枚です。どうか、一人でも多くの人の目にとまりますように。
  2. 日刊ゲンダイ金曜日に「この図書館が面白い」連載、始まっています。都内の専門図書館の紹介で、これまで知らずにソンしたな~と思うところばかり。とりわけスゴかったのが、飯田橋の「風俗資料館」。ポルノとかそっちのほうじゃなくて、SM・フェティシズム専門で、伊藤晴雨の責め絵の原画をたっぷり見せてもらって、目が点になりました。今しばらく訪ね歩きますが、この連載は私の顔出し付き。いつの写真? いえ、ほんの2年前の。ということで、よろしく。
  3. 「最近の仕事」欄を書いて、レギュラー仕事しか書くことがない、と。目下、ちょっといろいろ仕込み中で......。早くお披露目できる時がくるよう、がんばります!
  4. 今年のお花見は青山霊園で。暗がりにシートをひき、初めのうちほとんど見えなかったのですが、目が慣れるにつれ、薄紅色が浮かび上がってくる様を楽しみました。そこまでは良かったのですが、新宿に繰り出したあと、一人は商売道具のカメラをお店に、もう一人は(始発の)電車内にカバンを、私はタクシー内に眼鏡を忘れるという、とほほな事態に。アホが治らずにいます......。
  5. GWに突入しました。明日は、高知から上京の友人と旧交をあたためます! ではでは、みなさま、ステキなGWを。

 

近況☆2014年2-4月

2014/04/21お知らせ, 近況

  1. うかうかしているうちに、春になってしまいました。すでに桜ちらほら。あと1週間もすれば満開になるのかと思うと、ああこの1年私は何をしていたのだろうと、ちょっとニガい気持ちになるのは、本命の原稿がフィニッシュしてないからだと思います。あああああ頑張らなくては。
  2. 日刊ゲンダイ金曜日掲載「本屋はワンダーランド」4月4日で一旦(かな?)終了。2011年8月に始まり、回った都内の「まちの本屋さん」は約150軒を数えます。新刊書店の流通の仕組みや古書店の成り立ちを教えてもらいながら、店主の熱い思い(と緩やかな思い)を聞き、それぞれのお店で本を物色&購入。楽しい仕事でした。皆様ありがとうございました。4月11日から私設図書館等のルポ「図書館はおもしろい」が始まりますので、こちらもよろしく!
  3. 朝日新聞(大阪)夕刊火曜日の「味な人」は、4月からも継続。〈美味しい・安い〉を作る人の紹介が続きます。が、そろそろ持ちネタがなくなりそうなので、ご推薦をお待ちしています。
  4. 食べ物といえば、近々、朝日放送(大阪)「雨上がりの『やまとナゼ?しこ』」に出ます。お土産特集のようなコーナー。収録のとき、〈①東京に来て、大阪の食全般のレベルの高さを思った。②しかし震災後、あれ美味しいこれ美味しいと呑気な大阪に、被災地との距離がありすぎると思った。③でも『大阪名物』『関西名物』の取材で、また少し気が変わった。味を思い、人を思う、の丁寧な人たちが美味を創り出していると思い知ったから〉みたいなことを語ったつもりなのですが、編集で削除かな、イキかな? 後者を祈ってます。
  5. 1月に記録係を担当した「博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2013」が、いよいよアップ。次世代エリートたちの「熱」に触れて、刺激をもらって。そして、「同じ釜のメシを食った」元仲間との仕事は、やっぱりいいものでした。
  6. 一方で、『東京最後の異界 鴬谷』の本橋信宏さんと、「鴬谷VS飛田」みたいな感じで「週刊読書人」で対談。本橋さんとも編集さんとも初めてお会いした感じがしなかったのは、好きな匂い(?)が似通っているからでしょうよね。新しい出会いもやっぱりいいものでした。
  7. 長年の「夜型」から「朝型」に移行中です。朝早く(といっても7時半とか8時ですが)起きると一日が長いですね。〈お昼に起きてちょっと仕事し、夕方から飲みに行く〉みたいなていたらくな日々に、さようなら。未練は少しありますが(笑)。

 

近況☆2014年1月

2014/01/21お知らせ, 近況

  1. 「新潮45」1月号「死の周辺③ 湯灌・納棺・復元の現場」に、「びっくりした」のような反響をずいぶんいただき、少しにたりとしているうちに1か月が経ってしまいました。つくづく、「遅い」「のろい」書き手だと思います。いま、4月号の「④ 火葬の現場(仮)」の原稿にかかっていますが、いやはや牛歩です。
  2. 「日刊ゲンダイ」の「私がハマったすごい本」で、先日、作家の朴慶南さんにインタビューしたとき、松本サリン事件被害者の河野さんの本で「心を高く置け」という言葉に感銘したという話を聞きました。すぐにはピンとこなかったのですが(何しろニブいので)、ちょっとした不愉快な出来事に遭遇したことにより、「そうか、こういうことだったのか」と、膝をたたきました。そう。これからは「心を高く置こう」と思う今日このごろです。
  3. 先週、「博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2013」が、大阪大学が幹事校で開かれ、記録係を仰せつかり、伺ってきました。
    例えば、携帯電話がこれほど「当たり前」のツールになるなんて、30年前に考えもしなかった。それと同じように、今では「まさか」なことが30年後に「当たり前」になり、地球的規模の問題を解決する可能性大。と、院生たちがさまざまにプレゼンする姿に結構感動。大きな刺激をもらってきました。
  4. プライベートでは、「今年から禁煙」1日坊主、「今年から早寝早起き」2日坊主、「今年から出舟の精神」3日坊主。相変らず、でありますが、今年も皆様よろしくお願いいたします。

 

近況☆2013年12月

2013/12/13お知らせ, 近況

  1. 12/17発行の「新潮45」1月号に、「シリーズ死の周辺」3回目。「湯灌・納棺・復元の現場」が掲載になります。ほぼ(レギュラー以外)これにかかりっきりだったような1か月でした。って、たかだか50枚なのに「超」遅筆です。でもこれ、かなりかなり(自分で言うのも何ですが)がんばりました。ぜひ読んでください。
  2. 12/1(日)。毎日新聞書評に『新潮75』が載ってる~と、読み進めると「井上理津子の葬儀レポートも興味深い」の1行が。葬儀系で取り上げられるの初めて。めちゃくちゃ励みになりました!
  3. 11月の最大トピックは、なんといってもポールマッカートニー! 「高校生のときに武道館ビートルズ初来日に行って青春が始まり、今回で青春を締めくくれるわ(笑)」との友人と行きました。私はもう少し年下で同時代ではないけれど、いやはや青春が走馬灯。酔いしれて......。その友人とアフターに神楽坂で飲み、、、閉店時刻すぎても話は尽きず、最後は早稲田のマックでカフェオレ3時まで。って、どうよ!
  4. あれ~、え~、という間に今年もカウントダウンです。忘年会シーズン始まりました。「終わりよければ全て良し」と唱えつつ。

 

近況☆2013年11月

2013/11/07お知らせ, 近況

  1. 「新潮75」(「新潮45」別冊)に、「お葬式はどう変わっていっているのか」を探るページを担当。新規な取り組みで健闘してらっしゃる3軒の葬儀社さんを取材し、キーワードを「一日葬」「合理化」「感動化」として、原稿を寄せました。賛否両論あろうかと思いますが、読んでいただけたら幸いです。
  2. 「新潮45」の「シリーズ死の周辺」4回目掲載は1月号の予定です(きっと)。
  3. 日々は相変らずバタバタなのに、このHPの更新のために「最近の仕事」を書いてこの1か月ほど上記以外はレギュラー仕事しかしていないこと、「お知らせ」を書いて先の予定が真っ白なことに気づきハッとし、少し寒くなりました。フリーライター生活は、先の不安といつも2人連れです(苦笑)。
  4. とはいえ、11/2に「あきたまちなか大学」にお邪魔してきました。大阪・飛田の話に興味を持っていただいた秋田の皆様、ありがとうございました。会場の「香雲亭」には、神奈川から秋田に越して50年という82歳の女将さんがいらっしゃり、私はすっかりファンに。2次会は、拙著『旅情酒場をゆく』に登場の居酒屋「秋田杉」(駅前→川反に移転されてました)で。秋田の滋味をたっぷりいただき、節酒中とはいえ最高の一夜となりました。
  5. ついでに書くと、帰路、息子のいる盛岡で途中下車。まちを(車で)走ると、以前は目につかなかった葬儀会館が次々目にとまる不思議。錦繍の中尊寺に足を延ばしました。一番「おっ」と思ったのは、金色堂の台座の中に今なお藤原三代の遺体が入っているということ。お坊さん曰く「棺の中でおそらく白骨化して」。拝見できる機会はないのでしょうか。
  6. 日いちにちと寒くなっていっています。みなさま、暖かくしてお過ごしください。

 

近況☆2013年10月

2013/10/07お知らせ, 近況

  1. 「新潮45」の不定期連載「死の周辺シリーズ」3回目、4回目に向けて、原稿を書いています。先日は、福島の納棺師さん、都内の移動エンバーマーさん、京都府内の火葬場職員さんたちに取材。石川県での「残骨灰慰霊会」も参加してきました。
    3回目、4回目の原稿には反映させたいと・・苦闘中です。
  2. 「日刊ゲンダイ」木曜日の「私のハマったすごい本」を担当して3か月目。ツボを押さえられているかどうか、まだまだ心許ないですが、お聞かせいただく著名な方々の意外な面に毎回驚いています。〈本〉の影響って、やっぱり甚大だと改めて。
  3. そんな中、「本の雑誌」12月号が本屋さん特集だそうで、先日、「町の本屋さんを語る」座談会に参戦。『本屋図鑑』の夏葉社・島田潤一郎さん、『離島の本屋』の朴順梨さんと、あれこれお話させていただきました。乞うご期待!
  4. ちなみに拙著『名物「本屋さん」をゆく』が、本屋さんにあまり見当たらなくなった(涙)と思っていたら、新潟の「北書店」に堂々並んでいてうれしかった。神保町の「ブックダイバー」にもたくさん(!)ありますので、よろしく。
  5. 10/21(月)19時〜、大阪・玉造の居酒屋「風まかせ人まかせ」での閾値の会(定例飲み会)に、団鬼六賞受賞の官能作家・花房観音さんをゲストに迎え、プチトークしていただきます。皆さん、どうぞお越し下さい。http://www.fanto.org/kazemakase.html
  6. 禁酒(ときどき節酒)生活に終止符を打てるかどうか、来週判明します。祈るのみ!

 

近況☆2013年9月

2013/09/09お知らせ, 近況

  1. 「新潮45」の「シリーズ死の周辺」2回目。9/18日発行の10月号に掲載されます。東京と大阪の葬儀社さんに取材など50枚。長いですが、ぜひ読んでください。
  2. 「旅行読売」の「宿坊に泊まる」連載の最終。奥秩父の太陽寺。ユルい感じで法話とか坐禅とか。すごくよかったです。10月号に載っています。
  3. 今夏の個人的最大トピックは、「四国なんちゃってお遍路」の完結。ここだけは歩いて登ろうと残していた徳島県・焼山寺に、8月についに。
  4. 札幌にも、10年ぶりくらいに行きました。直木賞の桜木さんに会いに。仕事でしたが、とっておきの時間でした。 ところで、8月半ばから、〈基本禁酒(ときおり節酒)〉をしています。ドクターストップのため。ノンアルコールビールで酔えるようになってきて、笑っちゃいますが、やはり〈酒〉は大切な友だったと改めて。ああ早く"再飲"できる日がやってきますように!
  5. 夜、蝉の声と秋の虫の声が同時に聞こえてきます。季節の変わり目、みなさまご自愛ください。
 

近況☆2013年8月

2013/08/04お知らせ, 近況

  1. 「新潮45」の「シリーズ死の周辺」2回目の掲載が10月号に延期になりました。が、どうかご期待ください。
  2. みや通信社から依頼のあった、新潟日報の「甘口辛口」エッセイ。7/25〜8/9分。コロッケ、うなぎ、馬肉、豆腐・・・〈奈良生まれ、長年大阪、いま東京〉の私の「食」のことを書きました。新潟のみなさま、お目にとまりますよう。
  3. 先日、『遊廓の産院から 産婆50年、昭和を生き抜いて』の関係で、日本助産師会専務理事の葛西圭子さんと対談させていただきました。私はやっぱり、助産師さん好きです!「助産雑誌」(医学書院)に収録の予定です。
  4. 今月はあまり書くことないなぁ。粛々と仕事するのみなので(ほんとかな)。そうそう。「レバウルソ」という錠剤を3錠飲んから(酒を)飲むと、酔っ払わないことが分かりました。これ、めちゃめちゃ効きますよ。
 
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