井上理津子著『親を送る その日は必ずやってくる(文庫版)』 井上理津子著『夢の猫本屋ができるまで Cat's Meow Books』 井上理津子著『葬送の仕事師たち』(文庫版) 井上理津子著『すごい古書店 変な図書館』 井上理津子+団田芳子著『ポケット版 大阪名物』 井上理津子著『関西かくし味』 井上理津子著『親を送る』 井上理津子著『葬送の仕事師たち』 井上理津子著『さいごの色街 飛田』文庫 井上理津子著『遊廓の産院から 産婆50年、昭和を生き抜いて』 井上理津子著『名物「本屋さん」をゆく』 井上理津子+団田芳子著『関西名物』 井上理津子+団田芳子著『新版 大阪名物』 井上理津子著『旅情酒場をゆく』 井上理津子著『さいごの色街 飛田』 井上理津子著『はじまりは大阪にあり』 井上理津子著『大阪 下町酒場列伝』 井上理津子+団田芳子著『大阪名物』 井上理津子構成『おおらかな介護力』 井上理津子著『大阪おんな自分流―扉を開けた8人の肖像』 井上理津子著『関学山脈 西に人あり』 井上理津子著『産婆さん、50年やりました』 井上理津子著『大阪おもしろ女社長』 井上理津子編集『京都の恋』 井上理津子著『見る聞く食べる!関西の小旅』 井上理津子著『発見いっぱい!関西のちか旅』 井上理津子著『新版 はじまりは大阪にあり!』

お知らせ

トピックス

近況

2024/11/03お知らせ

  • ガイドブックにない もうひとつの東京を歩く: 東京社会科散歩』発刊になりました。
    元日刊現代写真部長の高野宏治さんによる表紙の写真、私が言うのもなんですが、素晴らしいのです。題して「新宿の月」。ちょっとアビーロード風。靖国通り。あの高さにまあるい月が上がっているのだから、終電に近い時刻でしょうか。当たり前ですが、同じ日にそれと同じ月が、本書に掲載したどの土地をも照らしていたのだと思うと、ぐっときます。
  • 「サインを」とおっしゃってくださる本屋さん、超少量でもご遠慮なくお申し付けください。どこへでも喜んで伺います!
  • いま、次の本の取材が終盤に。葬送、墓方面。猛烈に動き回っています。
  • そして、毎週金曜の早朝には山谷に出向いています。
  • そしてそして、9月=風邪で籠っていた反動か。10月は全てのお誘いに応え、のこのこ出ていきました。飲み12日/10月。この年でようやるわ。と自分でも思います。でもまあいいやんね。「2軒目」には行かなくなってるし。

近況

2024/09/29お知らせ

  • 6カ月のごぶさたでした。プライベートなことですが、夏のはじめに両親の17回忌を行い、お盆に山谷の夏祭りのお手伝いに入り、晩夏は立山登山に。気がつけば秋になっていましたが、今年はベランダの朝顔の1輪目が咲いたのが9/11。どうなっているのよ。とぶつぶつ言ってたら体調を壊し。自覚的にはコロナですが、かかりつけ医によるとは「風邪」だそう。
  • で、その風邪が長引きました。風邪ひくの、15年ぶりくらい。すごくしんどがかったのに、かかりつけ医は「軽症です」と。いつか命を閉じるときは、こんなもんじゃないんだろうなと思ったりしました。この夏、大好きだった人たち4人、次々と旅立たれた。ご冥福をお祈りします。
  • 今もって信じられないのが、佐々涼子さん。2015年6月29日から仲良しでした。今週の金曜(10/4)発行の「週刊読書人」に、『エンド・オブ・ライフ』の追悼書評を書いたので、そちらをご覧いただけたらと思います。
  • もうひとかたは、日暮里の、大正期から続く佃煮屋の「中野屋」の金子良子さん(99)。『絶滅危惧個人商店』(文庫版)で取材させてもらったとき、かっこよさにたまげたのが、お付き合いの始まり。現役で店に立ってらっしゃるだけでもすごいのに、ライブハウスでシャンソンを歌ってらっしゃる。麻雀に油絵にフランス刺繍に・・趣味多し。その後、週刊新潮の特別読物で密着させてもらったのは去年。ライブ素敵だったし、秋には謡の発表会も拝見した。この春、骨折入院。「退院してから、美容院に髪を、いつものように赤く染めに行ってましたよ」「デイサービスのお迎え、男性が手を取ってくれると喜んでましたよ」と甥っ子さんご夫妻。弔問に伺ったら「これ、伯母が大好きだったので」とアップルパイをいただいた。
  • 近年オープンの本屋さんをめぐる日刊ゲンダイ「本屋はワンダーランドだ」連載1年経過。今週の取材分が54軒目。減ってる、ダメダメ、と言われる本屋業界だけど、どっこい。意欲も工夫もいっぱいの独立系書店さん、がんばってます。限られた冊数の中に拙著『絶滅危惧個人商店』(文庫版)置いてくださってるところ、時々あって、飛びあがります。
  • 「小説宝石」の「東京で見つけたもの」の前回は、「東京の町寿司」。ちょっとまとめてみると──。
    江戸前寿司の江戸前は、江戸の前の江戸湾/文政期に誕生/酢〆、茹でる、煮る、の仕事をしないと日持ちが悪かった/江戸には単身赴任の男たち数多。屋台寿司はファストフード/1貫2貫の数え方は、一文銭1000個の大きさから/東京の、関東大震災と第2次世界大戦の被災によって、職人が散らばり、全国へ広まった/戦後の食料統制時、すし組合が機転をきかせて「1合の米を持ってきたら、10貫と引き換える」→一人前が10貫に/回転寿司は大阪から(これは昔からの私の持ちネタ)/寿司教室、大人気/寿司ロボットは81年〜。その進化ぶり、半端ない。
    といったことを、あちこち取材で知って。掘り起こし、面白いです。
  • 10月発売の『ガイドブックにない もうひとつの東京を歩く』の予約が始まりました。よろしくお願いします。

近況

2024/05/25お知らせ

  • 今年もGW明けに四国遍路を歩いてきました。オータさんと。区切り打ち6回目。午後に高知空港に着いた1日目1万3398歩、2日目5万2012歩、3日目5万4044歩、午前中だけ歩いた4日目2万2782歩。ほぼ海辺、国道55号をひたすら高知市方向へ。札所は27番と28番。いやはやよく歩きました。夜毎のビールのおいしいことおいしいこと・・・でしたが、年1のこのペースでいけば、満願は100歳を超えそうです〜。
  • 「小説宝石」連載の「東京で見つけたもの」2回目は「東京の水道水」。小河内ダム、羽村取水所、玉川上水、神田上水、金町浄水場、そのほかもいろいろ取材して、面白かったのなんのって。太宰治の玉川上水入水を「青森の方だから、上水の大切さをご存知なかったのでしょう」と杉本苑子が一刀両断にしていたなんてことも。なお、この取材後、ミネラルウォーターを買うのをやめて、水道水をがぶがぶ飲んでいます。おいしいんだもの、水道水。
  • 日刊ゲンダイ「本屋はワンダーランドだ」で伺う独立系書店に、ジン、リトルプレスと呼ばれる自主出版物を置いているところが少なくなく、徐々に気になり出し、先日、ついに「文学フリマ」に行ってきた(東京流通センター)。すごいねっ。出展者約4000、入場者約1万2000人。「活字離れ・どこ吹く風」感が。調子に乗って財布の紐を緩めまくってしまい・・・。しかし、私にとってはまだ謎多数です「文フリ現象」。
  • 次の本『東京社会科見学』(たぶん)のゲラ戻しました、葬送・墓、注力しています、「東京で見つけたもの」の次は「緑」です、などなど、なんとなく気忙しい今日この頃ですが、なんとか。飲んでもいます。そして、今週末は久しぶりに大阪です。

近況

2024/03/18お知らせ

  • 気の早い桜が咲き始めています。今年はいい春がやってきますように。
  • 「小説宝石」(光文社)に、新連載「東京で見つけたもの」始まりました。ご担当によるリードは「関西生まれのベテランライターが、東京に引っ越してきて見つけた、不思議で変でおもろいコトにツッコみますーー」。第1回は「富士塚と富士講」。富士塚って、ないんですよね、関西に。なので、初めて見たとき「なんじゃこりゃ」と思った。あちこちの富士塚行ったり、今も活動なさっている富士講の人たちに話聞いたり、「山開き」やお祭り、いわば上部団体の扶桑教、それに開祖が修行したとされる富士山麓の洞窟も取材。ほぼ一年がかり。驚きっぱなしでした。ご覧いただけたら幸いです。
  • 30枚の「東京で見つけたもの」に対し、「本屋はワンダーランドだ」(日刊ゲンダイ)は、11×70行だからおよそ2枚。私はたくさん取材しちゃうほうなので、情報の「切り捨て」に、毎週唸ってます。しかししかし本屋さんはワンダーランドだとつくづく。店主の数だけ個性がある、ともつくづく。
  • ところで、12月に作ったメガネ(遠近両用)を1月に受け取りに行くと度が合わなくて、以降、検査検査を繰り返し、このほどようやくそのメガネを手にしましたが、どうも目が弱ってきているようです。ま、酷使してきたから、しょうがないか。以前が良すぎたし。
  • ではみなさん、この春もどうぞよろしくお願いいたします。
掘り出し物再録
コロナ禍関連

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