葬送の仕事師たち
井上理津子 著【著書紹介】
2015年発行 新潮社 ¥1400+税
葬儀社社員、納棺師、復元師、エンバーマー、火葬場職員……。自らを語ることが余りなかった職種を通し、「死」を見つめる。
著者メッセージ
狭い階段で遺体を背負う葬儀屋、「おつかれさまでした」と話しかけながら遺体を洗う湯灌師、闘病でやせ細った顔をふくよかに整える復元師。登場する「遺体周り」の人たちは、「生」と「死」が地続きです。「直葬も引き取り手のない方も、僕らが心を込めて火葬したら、ちゃんと送れる」と言った火葬場職員もいました。「弔う」とは? 「弔われる」とは? と考えながら、書きました。
主なレビュー
- 2015/04/21 HONZ 内藤順さんの書評「モノトーンの彩り、サイレントの響き」
- 2015/04/28 「波」2015年5月号に、ノンフィクション作家・佐々涼子さんが書評
- 2015/04/30 東洋経済オンラインに、HONZ内藤順さんの書評、転載
- 2015/04/30 IBC岩手放送ラジオ「朝からRADIO」に、さわや書店・松本大介さんが紹介
- 2015/04/30 「SAPIO」に、ノンフィクションライター・鈴木洋史さんが書評
- 2015/05/02 産經新聞関西版コラム「なんて素晴らしい人生!」に、編集委員・石野伸子さんが紹介
- 2015/05/03 朝日新聞に書評
- 2015/05/03 熊本日日新聞に、作家・石井光太さんが書評
- 2015/05/10 東京新聞・中日新聞「3冊の本棚」に酒井順子さんが紹介
- 2015/05/10 文化放送「浜美枝のいつかあなたと」に出演
- 2015/05/14 「女性セブン」5/28号に短評
- 2015/05/15 ラジオ大阪「ほんまもん!原田年晴です」に出演
- 2015/05/20 日刊ゲンダイに「著者インタビュー」
- 2015/05/21 「週刊文春」5/28号に短評
- 2015/05/24 日経新聞「あとがきのあと」にインタビュー記事
- 2015/05/24 共同通信配信の地方紙(信濃毎日新聞、京都新聞、神戸新聞など)に、ルポライター・朝山実さんが書評「喪に従事する職業人の心意気」等
- 2015/05 「女性情報」5月号「from editor」に土屋眞哉さんが紹介
- 2015/05/31 産経新聞に、聖徳大学教授・文芸評論家の重里徹也さんが書評。「密着ルポで浮かぶ心意気」
- 2015/06/01 「週刊現代」に、建築史・文化史・風俗史研究者の井上章一さんが書評。「秘めやかな仕事の全貌に光を当てるルポ」
- 2015/06 「書標」(ジュンク堂書店)に、難波店店長・福嶋聡さんが書評
- 2015/06 「Book Club Kai News Letter」に紹介
- 2015/06/05 「kotoba」(集英社)第20号に、「著者インタビュー」(河崎三行さん筆)。「取材を通して、『生きろ』というメッセージをいただいた気がします」
- 2015/06/05 文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」に出演
- 2015/06/11 「女性セブン」6/25号に、フリーライター・福田ますみさんが書評。「人の『死』に毎日関わる人々が吐露する心のうち」
- 2015/06 「中央公論」7月号に紹介
- 2015/06/18 朝日新聞関西版・文化面に取材記事。「死の『裏方』ありのままに」
- 2015/06/19 「週刊読書人」6/19号に、石井光太さんと対談。「弔いから見つめる死と生」
- 2015/06/28 毎日新聞書評欄に鈴木英生記者によるインタビュー記事「人は死んでも一人ではない」
- 2015/07 「訪問看護と介護」(医学書院)7月号に書評
- 2015/07/12 NHKラジオ「著者に聞きたい、本のツボ」に出演
- 2015/07/20 「AERA」7/27号「夏の読書はひとりで楽しい」記事に「BOOKSルーエ」花本武さんが紹介
- 2015/11 「宗教問題」(白馬社)11月号に紹介